くろ様の詩 41〜50 Back
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銀色の
蛇口のついた洗面器
銀色の
細い2本足の洗面器
鏡の上の
四角い蛍光灯の白い光に
照らされている
アイボリー色の洗面器
顔を洗う
両手の形に似ているね
僕はこの洗面器で
毎日顔を洗う
[No.50 2008/05/31(Sat) 01:17:26] - 洗面器 -
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言われてしまった
言葉たち
たとへば
青い空
なんて素敵ななまえだろう
言われてしまった
言葉たち
[No.49 2008/05/29(Thu) 11:21:07] - 言われてしまった -
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目には
見えなくっても
魂はいつもここ(胸)にある
魂、と言う名の
ペンダントに
[No.48 2008/05/28(Wed) 17:43:16] - 魂、と言う名の -
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雨宿りは、やさしい
次の予定を一時キャンセルして
ただ
ただ
雨が降り止むのを待つ・・・
そばにあった
ガチャガチャなどをしてみる
100円玉を入れて
他愛もないおもちゃ
雨宿りは、人生の休憩所
傘を忘れてよかったな
雨はまだ
しばらく止みそうもない
[No.47 2008/05/26(Mon) 02:04:09] - 雨宿り -
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ポツポツポツ
雨が降り出したコトに
気づいた人にだけ
気づく 雨の音
緑の
葉の上に
ポツポツポツ
遠くの景色 見渡せば
雨のカーテン サラサラと
僕の視界を雨が降る
二本の
線路の上に
ポツポツポツ
雨が降り出したコトに
気づいた人にだけ
気づく 雨の音
ポツポツポツ
雨が降り出したコトに
気づいた人にだけ
気づく 雨の音
[No.46 2008/05/23(Fri) 13:27:25] - 雨の音 -
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傘の裏地はかわいそう
いつも地面ばかりを見せられて
雨が止めばさっと閉じられる
けれども裏地は見ていたよ
雨止み雲の隙間から
お日様射すのを見ていたよ
閉じられてしまう束の間に
水たまりのお空から
そうして嬉しそうに表地に
その事を話したよ
その傘の持ち主が
雨の事など
忘れている間に
[No.45 2008/05/15(Thu) 02:30:03] - 傘の裏地 -
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娘と僕のブランコ
娘の乗せた
(座らせた)
古いブランコが
まえへとうしろへと
揺らされている
娘の無邪気なる
屈託のない
笑顔よ
春の優しき風を
その小さき体に
受けながら
喜びの歓声をあげる
彼女らしく
僕の右手は
ブランコの鎖を持って
まえへうしろへと揺らす
娘が転んだり
しないよう
慎重に
慎重に
娘よ
いつか大きくなって
(学生ぐらいになって)
一人で(または女友達やボーイフレンドと)
乗れるようになった時は
ブランコから
「青空」
を見上げる日が
来るといいな
僕の右手は今
ブランコの鎖を持って
まえへうしろへと揺らす
娘が転んだり
しないよう
慎重に
慎重に
公園の桜の木々は
葉桜
春の名残のような
夕暮の
娘との
遊び
[No.44 2008/05/11(Sun) 04:50:51] - 娘と僕のブランコ -
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蛍たちはかなしかろう
虫籠の中にいともたやすく
ほうりこまれて
少年はうれしかろう
虫籠の中
エメラルド
翌朝
少年は蛍のことを忘れて
翌朝
蛍たちは亡骸になる
一夜のゆめまぼろしを
少年に見せて
[No.43 2008/05/09(Fri) 04:03:10] - 蛍 -
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僕は今パジャマを着ている
半そでのうすいきじのパジャマ
パジャマの色はうすい黄緑色で
白い500円玉ぐらいの水玉もようが
上着にも下着にもたくさんついている
僕は今椅子に座っている
椅子に座って足を組んでいる
(左足を上にして)
スタンドライトの光に照らされた
左足のパジャマの布の黄緑色を
ジーッと見つめていると
黄緑色が草原のように
見えてくる
白い500円玉ぐらいの水玉もようが
雲のように
見えてくる
[No.42 2008/05/04(Sun) 02:32:12] - パジャマ -
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僕の手の平の、上に
小銭を持った指先が、触れて
すこし押すように
小銭が
僕の手の平の上に
おかれる
コンビニエンスストアーの
彼女の
金に対する有難みの気持ちと
客に接するときの心が
その指先から
じかに僕に、伝わる
[No.41 2008/04/29(Tue) 02:35:27] - おつり -