終焉の始め様の詩 21〜30            Back

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視線の先に

君が佇んでいる。

いつも、いつも、

目が合ったら、

喋ったりしたら、

心臓がドクンと脈打つ。

貴方の前では

心臓が早鐘みたいに鳴り響いて、

貴方の言葉は

いつか私を甘く甘く

溶かしていく。


[No.30 2007/11/02(Fri) 20:36:40] - 甘く甘く。 -

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暗い暗い夜

真ん丸い満月は

窓辺に座る少年に

微笑んだ

蒼い蒼い空の下

真っ白い雲は

戦地に倒れる少年のために

涙を流した

紅い紅い月の下

全ての理不尽な大人たちへと

蒼い光が降り注いだ

それは

少年だけが知っていた

(最期の日を指折り数えて月を見る)


[No.29 2007/10/30(Tue) 19:19:02] - 無題 -

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なんだろう。

安心できない。

周りにヒトはいっぱい居るのに。

どうしてだろう。

いつもの所から離されたからかな。

ねぇ、ねぇ

僕はここだよ。

だから、早く、

迎えに来てよ。

もう、こんなところは嫌だよ。

(足元には地面。でも、足は宙に浮いている)


[No.28 2007/10/29(Mon) 22:20:37] - 孤立 -

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笑わなくなったのはいつだったろう。

もう、笑い方すら忘れてしまった。

泣かなくなったのはいつだったろう。

もう、泣く方法も忘れてしまった。

この手で世界の終焉を掴んだとき、

きっと僕らは代価に

笑うことと泣くことを

差し出したんだろう。

それは望んだわけじゃなくて、

終焉が欲しいって思ったわけでも

無かったのに。

どうしてこんな、

こんなことになってしまったんだろう。

どうして君まで巻き込まねばならなかったんだろう。

君には罪が無いのに。

悪いのは全て僕なのに。

どうして君が、

どうして?

でも、確かに僕らは

終焉と引き換えに

平和を手に入れたんだ。

(確かにあの時 僕らは笑っていた)


[No.27 2007/10/28(Sun) 21:45:23] - 無題 -

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男と女の間には

友情が存在する。

でも、

どちらかが恋心を持てば

友情ではなく、

愛情に変わる。

だからほんとは

男と女の間には

友情なんて

成立しないのだ。

(それでも、無いはずの友情にすがってみたい)


[No.26 2007/10/27(Sat) 19:23:23] - 恋愛定義 -

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謙虚であれ。

優しくあれ。

厳しくあれ。

正しくあれ。

確かであれ。

喜怒哀楽であれ。

哀れであれ。

惨めであれ。

始まりであれ。

終わりであれ。

光であれ。

闇であれ。

海であれ。

空であれ。

風であれ。

花であれ。

そして、

いつも笑顔であれ。


[No.25 2007/10/26(Fri) 21:27:40] - 貴女へ -

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貴方は終焉を目前にした世界に

何を望みますか?

貴方は終焉を目前にした世界に

何を想いますか?

貴方は終焉を目前にした世界に

何を感じますか?

貴方は最期にこの世界に向けて

何を伝えますか?

(伝えたかったことが、きっとあるはず。)


[No.24 2007/10/23(Tue) 20:04:19] - この世界にさよならを。 -

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大人は知らない。

子供が何を思ってるかなんて。

大人はずるい。

少し早く生まれたからって勝手だよ。

大人なんて、大人なんて。

結局は自分のためじゃないか。

誰かのために自分を犠牲にしようなんて考えちゃいないんだから。

そんなんだったら、子供の儚い夢のほうがよっぽど

現実味を帯びてるじゃないか。

少しは

子供の気持ちも考えてみろ。

絶対的弱者の気持ちを。

甘く見るなよ。

いつかきっと

復讐してやる。

(悲しみの向こうに何があったとしても 絶望の向こうには絶望しかない)


[No.23 2007/10/22(Mon) 20:50:21] - 無力。 -

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生まれたときから光が無かった。

なにもかも分からなくなるような

暗闇だった。

でも

ある日突然君がやってきた。

暗闇の中で唯一光る

星となった。

いつしか星に触りたくなって

手を伸ばしてみた。

でも、汚れた僕には触れなかった。

せめて、かする程度でいいから

どうしても触れてみたくなって

禁忌を犯した。

そして、

また僕は暗闇に取り残された。

光は消えた。

(君の居なくなった世界には、どんな色が在るのだろうか)


[No.22 2007/10/21(Sun) 21:20:36] - 閉鎖的な空間で笑う -

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僕の名前はナンバー01。

パパがいうオリジナル。

今にも目の前で02が殺されていく。

次は僕の番かな。

それならいっそ

ここから逃げ出してみよう。

(残ったのは紅とガラスの破片)


[No.21 2007/10/17(Wed) 21:46:03] - 被験者。 -




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